恐怖、虐殺、粛清、搾取、飢餓・・・誰が暴力を行使したのか。歴史に記された貴方の真実。なぜ、ナチズムが断罪され共産主義はされないのか?フランス、ヨーロッパで大論争を巻き起こしたベストセラー「共産主義黒書」<ソ連編>を要約しながら紹介。
我々の仕方は以て歴史の義務に答えることだ。(略)この共産主義のテロルの歴史はヨーロッパ史の主要な一部を占めるものであって、全体主義の歴史学上の大問題の二つの到達点と固く結びついている。その一つはヒトラーの全体主義であり、もう一つはレーニンとスターリンの全体主義である。もはや、共産主義の面を無視して半身不随の歴史を作ることは、受け入れることは出来ない。(略)それぞれの民族の共産主義は臍帯でロシア・ソ連の子宮とつながっており、共産主義の全世界的運動の発展に貢献しているのだ。我々が直面している歴史は、全世界に展開している現象の歴史であり、人類全体に関係があるのだ。 第二の義務は、記憶の義務である。死者の記憶に敬意を払うのは倫理的義務である。特にその死者が彼らの思い出まで消そうとした絶対権力のモクレ神の無名の罪なき犠牲者ならば、なおさらのことだ。ベルリンの壁が崩壊し、モスクワの共産主義センターが瓦解したあと、二十世紀の様々な悲劇を経験した大陸ヨーロッパは、共通の記憶を再構築しつつある。 ピウス十一世は、すでに1931年に回勅の中でこう書いている。「共産主義はその教義と行動のなかに二重の目的を持っている。(略)その二重の目的とは容赦なき階級闘争と、私有財産の完全な廃止である。この目的を追求するために、共産主義は何ものも恐れず、何ものも尊重しない。権力を掌握したところでは、信じられないほど、共産主義は狂暴で非人道的である。これは共産主義が東欧やアジアの多くの国で積み重ねてきた恐るべき虐殺や破壊が証明しているところである。」この警告が、数世紀にわたって信仰の名において不信心者の虐殺を正当化し、異端尋問を行い、思想の自由を封じ、フランコやサラザールの独裁政権を支持してきた機関(カトリック教会)から出たのは、意味深い。 年収を「階級」と呼ぶことについては異論もあると思います。仮に階級とした場合、現在の日本では格差が広がっていて、多くの人は負け組に入るので、階級が崩壊してきていると言えるのではないでしょうか。わずかな勝ち組が隠れてしまえば、残された負け組には何の階級もありません。平等社会の実現です。しかし、同時に、そこには秩序が存在しないのです、そしてそこから社会の混沌がはじまります。最近の薬物汚染も、児童虐待も、その序章です。他人の悲しみに目を向けられないほど、生きている人々も疲れきってしまう現実が迫っているのです。 倉橋 拝 共産主義黒書-犯罪・テロル・抑圧-<ソ連篇>
序 共産主義の犯罪
歴史と記憶
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不条理であり、無益であり、未来もない!ロシアの思想家たちが言明した至高の原理とは・・・。歴史に刻まれた貴方の未来。共産主義黒書 <コミンテルン・アジア編>











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