スーパーサイズ・ミー v.s. 自然食 - 流水成道blog

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スーパーサイズ・ミー v.s. 自然食

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スーパーサイズ・ミーという映画ですが、1カ月マクドナルドを食べて生活したらどうなるか、というドキュメンタリーです。スーパーサイズというのはマクドナルドにあったハンバーガー等の大きさですが、この映画を公開後すぐに廃止になったとか。

2週間くらいで体に異常が出始めて苦しそうにしています。終了後、ベジタリアンの彼女の治療食により回復したそうです。毒抜きと言っていましたから、玄米食とかのデトックスだと思います。

 これを見て思い出したのは、この本、迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか: シャロン モアレム, ジョナサン プリンス, Sharon Moalem, Jonathan Prince, 矢野 真千子 です。

親、特に妊娠初期の母親の食習慣が、生まれてくる子どもの太りやすさに影響する、という話が書いてあります。

肥満遺伝子を持つ妊娠マウスにビタミンサプリメントを食べさせると痩せた子マウスが誕生した。成分の一部がアグーチという肥満遺伝子に結合し、スイッチを「オフ」にして「発言」させなかった。この遺伝子の発現抑制を「メチル化」というそうです。メチル基という化合物が遺伝子に結合することでDNA配列を変えずに遺伝子の発現作用をオフにする。アグーチ遺伝子をオフにされたマウスは、親よりも癌や糖尿病を発症する割合が大幅に低かった。このようなことを調べる学問をエピジェネティックス(後成遺伝学)という。

エピジェネティックスが小児肥満の大流行に部分的に関与している理由をここで説明しておこう。アメリカ人の多くが食べているいわゆるジャンクフードは、高カロリー高脂肪でありながら、栄養分、特に胚の発生時に重要な栄養分がほとんど入っていない。妊娠1週目の妊婦が典型的なジャンクフード中心の食事をしていれば、胚は、これから生まれでる外の世界は食料事情が悪いという信号を受け取る。こうしたエピジェネティックな影響を複合的に受けて、さまざまな遺伝子がスイッチをオンにしたりオフにしたりしながら、少ない食料で生き延びられる体の小さな赤ん坊を作る。

迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか: シャロン モアレム, ジョナサン プリンス, Sharon Moalem, Jonathan Prince, 矢野 真千子 第7章 親がジャンクフード好きだと子どもが太る P196

親の食習慣が子供に影響するということですね。ジャンクフードはカロリーだけはあるけど、重要な栄養分がない。肥満や糖尿病になりやすい体になる。

また、子供の給食にジャンクフードを含まないようにする運動、というのが出ていました。アメリカでは給食もジャンクフードだそうです。同じ値段で自然食の給食を出している給食会社の紹介もありました。親の意識が高まれば、日本でも自然食の給食が増えるかもしれません。

松浦彰夫 拝

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このページは、松浦彰夫が2009年9月23日 04:30に書いたブログ記事です。

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