佐賀の玄海原発でプルトニウムを使ったプルサーマル発電が開始されました。それにしても、玄海原発は凄い場所にありますね。岬なんかに作ったら、地震とか津波とかがあったら沈みますよね。これ。

玄海3号機、きょう原子炉起動 プルサーマル開始へ (09年11月5日)
九州電力は4日、国内初となるプルサーマルを実施する東松浦郡玄海町の玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)について、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装てんした原子炉を5日に起動すると発表した。同日深夜には臨界に達し、国の使用前検査を経て、9日から発電を再開する。通常運転復帰は12月2日の予定で、プルサーマル発電が本格的にスタートする。玄海3号機、きょう原子炉起動 プルサーマル開始へ (09年11月5日)/玄海原発プルサーマル問題 :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの
佐賀県の古川康知事と福井県の西川一誠知事が推進派のようです。静岡県は石川嘉延前知事から川勝平太知事になったのですが、賛成か反対かはっきりしないですね。
日本においてもプルサーマルの開始に向けて国による安全審査や地元の事前了解が進んでいたが、住民投票による反対(新潟県)などにより、計画は遅れていた。他の反対の事例としては、佐藤栄佐久福島県知事(当時)が、発電所から距離のある地域を含めた県全体の観点や自身の戦略等から、地元の意向を別に強く反対してきた、といったことがある。
一方で、2006年3月に九州電力の玄海原子力発電所3号機で実施したいとの電力会社からの申し入れに、古川康佐賀県知事は事前了解を出した。また2008年1月には福井県の西川一誠知事が高浜原子力発電所の3、4号機で2010年までにプルサーマル発電を実施する計画に事前了解を、静岡県の石川嘉延知事が浜岡原子力発電所でのプルサーマル発電に事前了解を出す[2]など、地元の同意も背景に、プルサーマル発電計画は着実に実施に向かって進んでいる[3]。
2009年11月5日、玄海原子力発電所3号機のプルサーマル試運転が開始された。12月9日より営業運転に入る予定である[4]。
現在までに事前合意が成立しているプルサーマル発電計画
* 九州電力(株) 玄海原子力発電所3号機 2009年11月5日より試運転開始
* 四国電力(株) 伊方原子力発電所3号機 2010年度までに導入予定
* 中部電力(株) 浜岡原子力発電所4号機 2010年度から導入予定
* 関西電力(株) 高浜原子力発電所3号機および4号機 2010年度から導入予定
* 中国電力(株) 島根原子力発電所2号機
* 北海道電力(株) 泊原子力発電所3号機
現在計画中のプルサーマル発電計画
* 東北電力(株) 女川原子力発電所3号機
プルサーマルの何が問題か、いくつかのサイトで読みました。
沢山、問題点がありました。主要なものをピックアップします。
- ウランとプルトニウムを混ぜて燃やすため、焼きムラができて、燃焼が不安定になる。つまり、暴走しやすい。しかも、ふげんのテストではプルトニウム2%だったが、最大13%まで使用する。
- プルトニウムを積んだ車や船が行き交うようになる。作業者や近づいた人の被曝量がウランよりも増える。地震などでのプルトニウム漏れの危険や、核兵器の材料を狙ったテロの危険性も増える。
- 再処理、MOX燃料加工、輸送、貯蔵、使用済みMOX燃料の処理・処分、被曝対策、核拡散防止対策などの工程が増えるため、ウランだけでの発電より費用とエネルギーがかかる。資源の節約にならず、電気の値段が高くなる。
- 使用済み燃料の保管ができない。地中に埋められる温度に下るまでウラン燃料は30〜50年だが、MOX燃料は500年かかる。
なぜこれほど問題があるのに、プルサーマルを行なうか?プルトニウムは原爆の材料であり、それを他の使い道もないのに保管する事は、核兵器を開発する意志があるということになってしまうからだそうです。そうすると原発を全て止めないといけない。
いっそのこと、日本の原発を全部廃止すればいいんですけど、そうはすんなりいかないです。
原発が事故で止まっても停電になったという話も無い。日本の電気は余っているのです。発電しても使わない電力は地面に捨てています。いざとなれば、バイオマス、マイクロ水力、地熱、潮力など有望な新しい発電技術はいくらでもありますので、もっと安全な発電をすればいいのですし、水素による貯蔵技術を使えば電力の無駄も減らせます。
松浦彰夫 拝











コメントする