流水成道blog: 2009年12月アーカイブ

2009年12月アーカイブ

<< 1 2

コミケ77橘研究所と忘年会

| トラックバック(1)

 コミックマーケット77の橘研究所でソフトウェアにおける革命と教育における革命の販売、その後、忘年会を行なってきました。参加者の皆様お疲れさまでした。

コミケは、今まで参加したコミティア、サンクリより広いので、会場内の移動が大変でした。駅から販売ブースまで15分、販売場所とコスプレの更衣室まで10分くらいかかります。移動の順番を少し間違えましたので、無駄な時間を使ってしまいました。一人の移動でしたので、速力(早足)でなんとかカバーしました。

販売の方は、主に関係者の方に行なっていましたが、一般の人にももっと手に取ってもらえるようになるのが課題ですね。知名度を上げるとか、人目を引くようなものをオマケで付けるとかしたいですね。

連山読者や秋月便り購読者で御蔵に未参加の方もお越し下さいました。そのような方は、秋月・御蔵の参加者の方々の集まっている場所に行ってもらって、色々お話をしてもらいました。誘導は上手くいったと思います。

携帯は2回に1回は繋がったので、私の機種は電波の入りやすい方だったです。twitterを使う事ができました。広報として使えます。急ぎの連絡はそのまま電話しないといけなかったです。

忘年会は東京駅まで移動しました。移動がばらけてしまったのでカオス化しかけましたが、意識の高い参加者の方々でしたので、なんとかまとまることができました。

私が幹事だった忘年会は、最初は楽しめていないような方も少し居ましたが、話してみるとそれなりに楽しんでいただけているようでした。皆さん、話が弾んでいる様子で上手いこと行ったと思います。お店の方には多すぎる人数をで予約をしてしまったので、迷惑をかけてしまいました。飛び入り参加があるというので正確な数は店に入るまで分からなかったのですが、人数の予想が上手くいかなかったです。

2次会も行ないました。2次会だけに参加したいと連絡をくれた方がいたのですが、連絡が遅くなってしまって参加されなかったです。申し訳ございません。2次会も色々有意義な話をできました。

全体として、今までのイベントより忘年会の移動など、変動要因が増えてましたので、良い集団行動の訓練になったと思います。

 

松浦彰夫 拝

コミケ77 1日目レポート

| トラックバック(0)

 コミックマーケットの1日目に行ってきました。

私の場合は同人誌よりコスプレなので、コスプレ写真を撮ってきました。コミケはこんな所です。

 

IMG_4972.jpg

IMG_4982.jpg

IMG_4999.jpg

IMG_5014.jpg

IMG_5017.jpg

IMG_5019.jpg

以下でもっと見れるようにしました。よろしければ、ごらんください。

 

松浦彰夫 拝

コミケ77用 新聞ブログ

| トラックバック(0)

 コミケ77の荷造りしたり、配るための新聞ブログを作っていたら、遅くなってしまいました。気合い入れて記事を選びました。

出展と忘年会は2日目の12月30日ですが、1日目と3日目も居る予定です。コードギアスのゼロスーツかアッシュフォード学園制服のルルーシュの姿で、第一コスプレ広場を中心に巡回していますので、お会いしたらよろしくお願いします。

 

松浦彰夫 拝

間接アプローチ戦略

| トラックバック(3)

 間接アプローチ戦略とは、できるだけ損害を少なく戦いに勝つために、ぜひ理解してもらいたい方法論です。物理的な殺し合いをできるだけ避け、情報戦で同盟を作ったり、経済戦で経済封鎖をしたりする戦いです。「名将と呼ばれる人ほど間接アプローチをする」と、教育における革命にも書いてあります。名将と呼ばれたい人は、間接アプローチ戦略をモノにしましょう。

間接アプローチ戦略(かんせつアプローチせんりゃく、英:Indirect approach strategy)とは正面衝突を避け、間接的に相手を無力化・減衰させる戦略をいう。第一次世界大戦後、リデル・ハートによって提唱された。

概要

間接アプローチ戦略は国家戦略においては相手国と正面から武力衝突するのではなく、間接的な手段として同盟国への支援や、シーパワーを駆使した経済封鎖・通商破壊などの間接的な手段を用いて弱体化させ、政治目的を達成しようとする戦略である。軍事戦略レベルにおいては、単に敵の戦力を撃滅するのではなく、後方連絡線や指揮系統の破壊によって敵を無力化する戦略を指す。

戦争の原則

ハートの説く戦争の原則は、6つの積極的側面と2つの消極的側面から構成される。ハートは、これらの原則を絶対的な原則ではなく、経験則であると留保を入れている。

積極的側面

* 目的を手段に適合させよ
* 目的を常に念頭に置け
* 最小予期線を選択せよ
* 最小抵抗線を利用せよ
* 代替目標のある作戦線を選択せよ
* 状況に対する柔軟性のある、計画および配置を心がけよ

消極的側面

* 敵が防御態勢を整えている間は攻撃するな
* 一度失敗した作戦線で再攻撃をするな

間接アプローチ戦略 - Wikipedia

 注意が必要なのは、「目的を手段に適合させよ」という積極的側面の1番目の原則です。表現が分かりにくい。

目的に合わせて手段を考えるのではなく、手段に合わせて目的を考える。

簡単に言うと、「出来もしない事をやろうとするな!」ということです。

  • 戦術や戦略の計算をして、どうやって相手に勝つかトコトン考える。
  • あらゆる状況を考えて、勝てる見込みが高い状況にだけ戦う。
  • 勝ち目が無い場合は、勝ち目がある状況に変化するまで忍耐する。
  • 敵が襲いかかってきたり、 状況が悪化したりするのなら、事前に少しでも有利な状況を作ってから戦う。
  • 敵の戦術や心理を予想して、隙をつき、見えない攻撃をする。

などといったことです。孫子の兵法の計編第一でも、よく考えてから戦えと書いています。

別の効果として、間接アプローチ戦略を考えると、確実に頭が良くなります。まず、人の考えを理解してから行動しようとしますから、コミュニケーションスキルが上がります。心理の隙をつき、見えない攻撃をできるようになるということは、発想を逆転して自分の弱点も分かりますし、敵が自分と味方をどうやって奇襲攻撃するかも分かりますので、対策も立てられます。奇襲を受けても対策があるということは、逆境に強い、リスクを取れるということです。

こういうことができる人は、頭が良いと思いませんか?戦略論というのは思考の型、定跡です。ただ「考えろ」と言われて、「考えろと言われてもどうすりゃいいの?」と途方に暮れるという経験はありませんか?そんなときは思考の型を出発点にして考えると速いです。そんな戦略論の中でも間接アプローチ戦略は効率の良い方法なので、オススメです。

 

松浦彰夫 拝

 12月30日の忘年会の待ち合わせについて告知です。

コミックマーケットに来られる方は、そのまま一緒に移動しますので付いてきてください。

ご都合が悪くてコミックマーケットに来れない方は、待ち合わせ場所で合流してください。

もっとも、コミックマーケットにできるだけ早く来れる方の方が、色々有利です。

場所:東京駅丸の内地下1F北口 動輪広場

時間:2009年12月30日 16時〜16時30分

目印:教育における革命(同人版か、あ・うん版水素革命近未来)を購入・持参して、目立つように持っていてください。 

kyouikuniokerukakumei.jpg suisobunmeikinmirai.jpg

上記の本を持った人が、ズラッと並ぶことになります。 

著者の高橋誠一郎さんの所から水素革命近未来を買えばサイン付きになりますが、対応しきれない場合もありますので、よく確認してお求めください。

水素革命近未来の購入は以下の通販でもできますが、品切れの場合もありますので、良く確認してから購入なさってください。

大きめの書店なら在庫があるところもありますので、電話確認をしてから買うという方法なら手に入れらる確率が高いです。

どうしても手に入らなかった方は、教育における革命の表紙を印刷したものでかまいませんので持ってきてください。

 

集合場所の動輪広場は、JR東京駅の丸の内地下北口を出てすぐの場所にあります。地下鉄丸ノ内線東京駅、東西線大手町からも近いです。

meet_pct02.jpg

動輪の広場

蒸気機関車の大きな動輪で知られている丸の内地下北口の広場です。この動輪は、かつて東海道線を走っていたC62-15型蒸気機関車のもので、直径1m75cmの動輪が3つ並んでいます。この広場では、臨時販売など、色々な催し物が開かれているので、足をとめてみてはいかがでしょうか。

待ち合わせ場所|東京駅周辺案内|TOKYOINFO -東京駅周辺情報-

 tokyo_station_underground_map.png

 丸の内オアゾ/Marunouchi oazo - アクセスガイド

忘年会の時間は、16時30分〜18時30分の予定です。未来の日本と世界をどうするのか語り合いましょう。

 

松浦彰夫 拝

 

TKY200912180541.jpg

 

 イラン軍がイラクの国境のファッカ油田を占拠しましたが、これは第2のベトナム戦争になる可能性があり、その結果、第2のニクソンショックが起こる可能性があります。

 ベトナム戦争の概略は、以下のとおりです。

  1. フランスの植民地のインドシナを旧日本軍が占領
  2. 旧日本軍敗北、空白が生じる
  3. 共産主義勢力が独立宣言
  4. 帰ってきたフランスが南ベトナム政権を樹立、共産主義勢力は北ベトナムになる
  5. 南に駐留するフランス軍が北に攻撃し戦争勃発
  6. フランスが大敗したため、共産主義の拡大を恐れるアメリカが乗り出す
  7. 南はまともな人物が少ないところへ、無理に資金を注入したため、汚職がはびこる
  8. 南は権力闘争が激化し、政権交代の連続で戦争どころではなくなる
  9. 北が民衆の支持を得て多数派になり、南の内部にも内通者続出
  10. 南の統治が不可能になり、アメリカが撤退
  11. 北により統一される

 国家の統治を行なうには陸軍主体となります。陸軍はマンパワーなので、人口が多い方が有利です。

 南ベトナムは特権階級を優遇し、民衆を敵に回したので、少数派になり、多数派の北ベトナムに敗れました。

今のイラクでも、アメリカは特権階級を優遇し、民衆を敵に回したので、少数派になっています。歴史は繰り返しますので、北ベトナムにあたるイランに敗れる可能性が高いです。

イランはイスラム教のシーア派で、イラクもシーア派が多数です。

アメリカは、イラン・イラク戦争ではイランを封じ込めるため、イラクのイスラム教スンニ派のサダム・フセインを支援しました。その後、言う事を聞かなくなったサダム・フセインを排除し、軍隊を駐留しましたが治安が悪化。民衆の支持を失い、財政悪化もあり、順次撤兵する計画です。

 ベトナム戦争と良く似ていますので、イランによるイラクの併合はありうる話です。

 

 ベトナム戦争で、アメリカの経済は軍需産業は大儲けしましたが、他の産業は衰退しました。生産力が落ちたため物不足でインフレになりました。財政悪化に耐えられなくなったアメリカは、ドルと金との交換停止を宣言し、ブレトン・ウッズ体制の終了と変動為替相場制の開始を宣言しました。ニクソンショックです。

アメリカは1960年代後半から、ベトナム戦争や「偉大な社会」政策による財政赤字によりほぼ完全雇用の状態になり、インフレーションの加速や貿易赤字拡大などもあって、景気は過熱気味であった。

当時の通貨体制は、ドルと金との交換比率を固定し、各国通貨はドルと交換比率を固定することで通貨の裏付けとするブレトン・ウッズ体制下であった。

景気過熱で経常収支が悪化するアメリカは、やがて固定レートを変更しドルを切り下げるであろうと予測された。このため1969年頃から経常黒字国であった日本の円やドイツのマルクに対して投機が殺到するようになった。固定相場制度においては中央銀行が無限の為替を保証するため日本銀行やブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)はドルを買い支えることになった。買い支えるということは、市中に円やマルクが放出されるということになる。マネーサプライが増えるため金利は抑制され、日本やドイツの経済も過熱気味になることになる。

ドイツは、第二次世界大戦前にハイパーインフレーションで経済を疲弊させた記憶があるため、ブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)はインフレーションを親の敵のように扱い未然に防ごうとしていた。

また、日本も高度経済成長末期において巨大プロジェクトが目白押しであったため、アメリカの過剰輸入・資本輸出によるインフレーションは厄介であった。

このため、元凶であるアメリカの過剰財政支出への非難が強まることになる。

ニクソン政権はベトナム戦争と国内雇用維持のために財政支出を必要としており、ジレンマに悩まされた。そのように経済政策へ制約を課しているのは、とりもなおさず固定相場制度を軸にした通貨体制であった。そのためニクソン政権はブレトンウッズ体制放棄を決定した。ドイツはニクソンの発表後、金融政策の独立性が高い変動相場制度へ移行した。

ドル円相場などは一旦ドルが切下げられ固定相場制度が維持されたが、通貨価値保持が優先されなかったドルの売り浴びせは終わらず、ドル円間も変動相場制度へ移行した。

本来、「財政赤字とインフレと貿易赤字」という不均衡を解消する合理的手段は財政赤字の削減である。「財政赤字とデフレと貿易赤字」という組み合わせであれば合理的手段は通貨安である。このときのニクソン政権が取るべきであった政策は、とりもなおさず財政赤字の削減であり、ベトナムからの撤退(ベトナム戦争中)であった。しかし、軍事的地位の保持や、戦後アメリカ経済政策の究極的目標である完全雇用を前にして、ニクソン政権は通貨安という手段をとることになった。

ニクソン・ショックは、その後の1970年代の政策迷走、現代にも残る莫大な貿易赤字という不均衡を生み出すスタート地点となる。

ニクソン・ショック - Wikipedia

イラク撤兵に始まる第2のニクソンショックがどういうものになるかは未定ですが、アメリカが財政赤字を削減できなければ、インフレが起こり、更なるドル安になるでしょう。 

 

松浦彰夫 拝

浜岡原発の動画

| トラックバック(0)

 11月28日に、浜岡原子力発電所に行ってみました。上記はその時の動画です。


大きな地図で見る

浜岡原発の隣に川があって、その反対側に浜岡砂丘があります。その浜岡砂丘から撮影しました。原発も大きいですが、その前に広がる海の方がずっと雄大な印象がありました。 

641px-Hamaoka_nuclear_pp_mlit1988.jpg
浜岡原子力発電所 - Wikipedia

日本以外の原発は内陸に作られています。日本の原発は海岸にあるので、10m以上の津波が来たときには、建物ごと破壊されてしまうでしょう。

敷地内に浜岡原子力館という展示施設があり、こちらも行ってきました。核廃棄物の展示では、地下深くに捨てるから安全と書いていましたが、日本は地震が多いので、核を安全に廃棄できる地層が存在しないのが現実です。しかも、放射性物質は何もしなくても熱を出し続けること、熱が上がると自然に核爆発を起こす事は説明していませんでした。自然に核爆発を起こすので、30年間は流水で冷やし続ける必要があります。30年後に地下に埋めるのですが、まとめて埋めて大丈夫なのか、地下水に影響がでるのではないか、色々問題があります。1万年は問題ないかもしれないが、1時間後に問題が出るかもしれないというエントロピーの高いゴミは、万が一の問題に対処しないといけないので処分に困るわけです。

 ガイガーウォッチャーの活動というのは、そういうエントロピーを増大させる原発の監視をすることで、原発の廃止にもっていこうとする活動です。これは量子力学の応用で、観測によって事象を確定します。チェルノブイリの事故は最初は隠蔽されていましたが、外国において放射線の測定値に異常があり、隠しきれなくなりました。それにならって、日本でもこのように観測していますから、事故を隠蔽できません。大事故が起こって何百万、何千万の人に健康被害が出れば、原発を廃止せざるをえなくなるでしょう。できれば事故を起こす前に、止めてほしいです。

近くの海岸沿いや山の上に風車があり、風力発電をしていました。浜岡原子力館の一角にある新エネルギー館で展示してましたが、近くで太陽光発電もしているようです。これらだけなら良いのですけどね。浜岡原発で大事故があれば、近くに住んでいる私も死ぬかもしれないので、なんとか止めてもらいたいです。

 

松浦彰夫 拝

suisobunmeikinmirai.jpg

 秋月のメンバーの高橋誠一郎さんの、水素革命近未来! ー 教育における革命 が12月22日に発売されます。おめでとうございます。8月23日のコミティアで同人版を発表してから4カ月というスピード出版です。著者の高橋さんに連絡すればサイン入り版を購入することもできますので、欲しい人は高橋さんのブログである想月にコメントを残してください。

 本の内容は非常に濃くて、平均的な書籍10冊から100冊分くらいの内容が濃縮されています。アダム・スミスの『諸国民の富』程度といえば分かるでしょうか?内容を抜粋するにしてもどこを抜き出しても全体の説明にはならないので、書評はすごく書きにくいです。実物をなんども読まないと分からない(私の場合、まだ全部を理解しきれていないです)と思いますが、同人版から書評(要約?)を書きます。

 第1章 情報世界の台頭

環境問題や情報の洪水により、現実世界はカオス化していく。現実が不確実になれば何をしてもリスクは高くなる。カオスを減らす機能を持つ、情報世界の価値は増大していく。

 第2章 国家と文明の崩壊

人口はエネルギー(食料)に依存する。食料、燃料が不足すれば文明が崩壊し、国家も滅亡する。

組織には、機能と構造がある。本来、機能を実現するために組織はあるが、機能を見失い組織の存続自体が目的になれば、その組織は滅亡する。滅亡しないためには、機能を追求し、構造を状況にあわせて変革し続けなければならない。

過去の成功があったなら、その状況においてそうなるという必然的な法則、「原理」がある。しかし、「このやり方がうまく行く」と、やり方、「原則」の方を真理と勘違いしてしまうところに失敗の原因がある。うまくいく方法より、うまくいく理由を理解すべきである。

旧帝国陸海軍では、組織の合理性より組織内部の人間関係が優先された結果、自己改革力を失った。仲間内の摩擦回避を最優先しているうちに、主張の強いものが専横し、服従的な組織支配が確立する。仲間意識が重視される結果、異なる意見を持つ者が排除され、独創性が軽視される。仲間内の摩擦を避ける風潮は、やがて「日常の自転」を生み出し、「思考停止」へと至る。組織全体を統轄していた中心が消え、縦割り割拠主義(セクショナリズム)が横行するようになる。これが、何々主義に代表されるお題目が確立され、金科玉条となって、状況が変化しているにもかかわらず墨守される。その結果、摩擦を避け、処分が甘くなり、さらなる暴走を生む。人事の悪平等から適材適所や抜擢が行なわれなくなる。組織の構造が維持されるために、組織の機能が失われていった。

 第3章 教育の歴史

「教」は機能を授け、「育」は構造を育てることである。

教育の目的には2つの方向がある。1つは国家、社会にとっての目的であり、もう1つは子供や学生など教育を受ける者にとっての目的である。教育を行なう社会にとって、教育水準の高い人々の社会と教育水準が低い人々の社会を考えてみれば、教育水準が高い方が社会運営が効率的になることは明らかである。教育を受ける者にとって、外部から取り入れたものを内面化し行動に役立てることで、意味のあるものになる。

 覇権国とは世界の正義を決める国である。しかし、平静21年現在、覇権国のアメリカは覇権を失いつつある。良い悪いは別にして、覇権の消滅は世界を無秩序にする。不死の人間が存在しないのと同様に不滅の国家も存在しない。通常、世界一の国が崩壊すれば第二位の国が覇権を継承する。そうでなければ、多くの人が迷惑する。日本は世界2位の経済大国である。長い歴史を持ち人口も億を超え、科学技術の世界トップクラスである。しかし、日本人の魂には穴があいている。それを証明するのが世界最大である覚せい剤の消費量だ。多くの人は世襲の首相が正しいとも思っていないし現在の教育が世界モデルとして相応しいとも感じていない。世界は覇権国としての正義を求めている。しかし、戦後の日本人は教育に失敗した。この失敗を真摯に認めれば結論はたった1つである。それは「教育の新生」である。しかし、アメリカの覇権が崩壊した最大の理由は石油の枯渇である以上、日本は覇権国としての責任として石油文明移行の教育が求められる。世界は情報化しそれによって居ながらにして世界中の出来事を表層的ながらも知る事ができるようになった。我々は石油文明が崩壊する以上、水素文明を生み出さなければならない。その為には最も重要なのはその文明構造に適した「教育における革命」である。オムレツを作るには卵を割らなければならない。卵が割れても自動的にオムレツは完成しない。大きなオムレツである水素文明には多くの人々の協力なしには絶対に作ることができない。そして、我々には時間も多く残されていない。つまり、革命的な速度で新しい人々を教育し、その教育を受けた人々で新しい文明を作るしかないのである。

 第4章 コミュニケーションの教育

 今回の金融破綻に端を発する経済破綻は資本の注入や保証によって解決できるものではない。なぜなら、今回の問題の本質は社会全体で増え続ける情報料(情報エントロピー)との戦いであるからだ。例えるなら現在の文明システムは、ホスト・コンピューター型のシステム、つまり中心型システムなのである。そこがその処理能力を超えるほどの情報量が発生してしまっていることが問題となっているのだ。そこで、ホスト・コンピューター型のシステムからパーソナルコンピューターのネットワーク型システムに変えればいいというのが、現在の問題の解決法なのである。つまり、大型コンピューターによる中央集中型システムから小型コンピューターによる分散制御型システムである。ところが、「そうかシステムを変えればよいのか」とは簡単にいかない。それを運用するのはやはり人間であるからだ。これまで常識と思ってやっていたことを、新しいシステムを運用するにふさわしい発想に変えねばならない。人間の頭には際限が無い。少なくともどの辺りが有限の限界なのか、思考の果てなのかを理解するのは難しい。しかし、その無限に近い思考を言葉にすれば必ず有限の壁にぶつかる。言葉は有限の語彙の組み合わせに過ぎないからだ。この分散型の制御とは無限に近いカオスに対して秩序を生み出す動的な組み合わせである。

そこで、教育システムの変革が必要となる。ホスト・コンピューターからネットワーク・コンピューターに変化させるためには、OSの切り替えが必要だということに例えられよう。生まれながらの感応力がある人間なら最良なのだが、そのような人材はそう滅多にはいない。絶対数が足りないためスペシャルな人材で固めるという発想は現実的ではない。そこで、高性能サーバーの数が足りないなら旧型パソコンにサーバーOSをインストールして対応するしかないという発想である。生まれながらの感応力者に比べれば処理能力の制限はあるが、そこは社会のカオス化を制御するためには、数をもって制御する必要がある。言い換えれば、新しい文明のシステムを理解し運用できるように、現在一線にいる人たちを再教育する必要があるという意味である。そこで、広く多くの人間に理解し習得してもらうために遠隔教育が必要となる。

この「教育における革命」そのものも、並列分散教育システム『秋月』の成果である。筆者は水素文明を知ってから、たった半年でこの書籍を書き上げた。『秋月』は参加者1人1人の脳を脳細胞と見立てたサイバー空間上のフラクタルな脳といえる。『秋月』の中で発想・構想されたものの出力するにあたり、サブシステムとしての筆者の脳と手がそれを担当している。

 上記の文章を抜粋することで、私の理解が進みました。自分でも驚きです。やはり、学習は行動があるからこそ、深くなります。皆さんも「水素革命近未来! ー 教育における革命」を読んで、書評を書きませんか?

 

松浦彰夫 拝

改革と海軍戦略

| トラックバック(0)

世の中の物事は、人の思い通りにならないものが大半である。人が理想や願望を実現しようとするのならば、思い通りにならない物事をはねのけ、敵対者がいるならばそれに勝つだけの強さが必要である。

戦いにおいて、勝つのは強いからであり、正しいからではない。正しいだけではなく、強くなければならない。

強さは、数と質である。

まず、数について。1人より100人、100人より10000人が強い。1人が100人を殴り倒すのは難しい。

しかし、改革を行なおうとする者は、他の人とは違う発想を持っているからこそ改革者であり、常に少数派から始まる。よって、改革者は少数で多数に勝つ方法、1人で100人に、100人で10000人に勝つ方法で戦う必要がある。それが質の強さである。

少数で多数に勝つのが強さの質とすれば、その質はどう実現するのか。その方法としてさまざまな戦略論が考えだされた。その中に、間接アプローチ戦略海軍戦略がある。

間接アプローチ戦略は国家戦略においては相手国と正面から武力衝突するのではなく、間接的な手段として同盟国への支援や、シーパワーを駆使した経済封鎖・通商破壊などの間接的な手段を用いて弱体化させ、政治目的を達成しようとする戦略である。軍事戦略レベルにおいては、単に敵の戦力を撃滅するのではなく、後方連絡線や指揮系統の破壊によって敵を無力化する戦略を指す。

 戦争の原則
ハートの説く戦争の原則は、6つの積極的側面と2つの消極的側面から構成される。ハートは、これらの原則を絶対的な原則ではなく、経験則であると留保を入れている。

 積極的側面

  • 目的を手段に適合させよ
  • 目的を常に念頭に置け
  • 最小予期線を選択せよ
  • 最小抵抗線を利用せよ
  • 代替目標のある作戦線を選択せよ
  • 状況に対する柔軟性のある、計画および配置を心がけよ

 消極的側面

  • 敵が防御態勢を整えている間は攻撃するな
  • 一度失敗した作戦線で再攻撃をするな

間接アプローチ戦略 - Wikipedia

 

最も原点にたちかえって見ると、海軍国と陸軍国の本質的な違いというのは、(海に面しているかそうでないかというのは当たり前すぎるから論じないことにすると)海軍国の側は相対的に人口が少ないということが決定的要因をなしていた。
つまりその人口の少なさゆえに、大陸の巨大な陸軍国と対等に渡り合うだけの陸軍を編成することができず、その弱点を補うため海軍という別種の武器に自国の国防を委ねたわけである。

海軍戦略入門 NO1

多数派は、正面から衝突すると少数派より強い。しかし、正面から衝突するだけが戦いではない。経済戦や情報戦も存在する。少数派としては経済戦や情報戦をしかけるのが有効である。

経済戦について。人数が多ければ、それだけ多くの人を食わせていかなければいけない。多数派は少数派より多くの資源を必要とする。多数派は少数派より、資源の枯渇に対し弱い。

情報戦について。人数が多ければ意思統一に時間がかかるので、多数派は自己の人員に対し愚民化政策を行い、重要な情報を教えずに都合の良いロボットにしようとすることが多い。よって、多数派は判断力が弱く、変化に応じた行動を取れない人員が多いので、少数派が情報力において勝つ余地がある。

少数者である改革者は、知的な交易路、つまりアカデミズム、知的根拠を押える論理的な海軍を持つことが有効となる。これにたいし、多数者である反対者は、大量生産大量消費の論理的な陸軍を持っている。

 

論理的な海軍が水素文明、陸軍が炭素文明である。

資源を無限に大量に消費できるのならば、炭素文明のままでも問題なかった。しかし、石油枯渇が目前であり、エネルギー資源が急減するならば、炭素文明が本質的に大量生産大量消費であるので、食わせていけない人を大量に抱える事になる。多くが無職になり、国家財政も悪化し保障も受けられない。餓死、発狂、犯罪、自殺が増加する。

これらの解決には、根本的な発想転換が必要となる。その発想転換が水素文明である。水素文明は論理的な海軍なので、海軍の法則、海軍の戦場の掟に従う。

マハンの理論によれば、海軍戦略には三つの重要な原則がある。それらは
①「集中の原則」
②「根拠地の原則」
③「国際政治と不可分の原則」
の三つである。

海軍戦略入門 NO1

 ①「集中の原則」

海軍対陸軍であれば、海軍は少数で陸軍に対応できる。船が無いと海に進めないからである。

しかし、海軍対海軍の場合、数の勝負となる。海上では姿を隠すものがないため、自分が攻撃するときは相手からも攻撃できる。アカデミズムの世界で議論するときも、自分の説を発表し、反論と検証を受け付けなければならない。戦力は、分割するより一カ所に集中するのが有利である。

 ②「根拠地の原則」

 軍艦には、燃料、弾薬、船員、食料、水、修復などが必要であるため、それらを補給できる根拠地が必要である。また、資源の生産地と消費地を結ぶ連絡線であるシーレーンの防衛が必要であるため、シーレーンの側に根拠地が必要である。①「集中の原則」と関係して、根拠地が敵の戦力を分割できる場所にあれば有利である。逆に根拠地が各海域に分割され、それらの連絡が難しい場合、不利である。

③「国際政治と不可分の原則」

海軍は本質的に陸軍を封じ込めるものであるため、陸軍国との国際政治に対応して行動しなくてはならない。①「集中の原則」と関係して、海軍国の中の多数派にならなければ不利になるため、他の海軍国との国際政治も重要である。②「根拠地の原則」と関係して、根拠地を得て、維持するためには、根拠地となる島や港との国際政治も重要である。

 

コミックマーケットの動員は、海軍戦略にそって行動する、訓練と実験になります。

①「集中の原則」にそって、戦力を集中させます。

②「根拠地の原則」にそって、発表する書籍、「ソフトウェアにおける革命」が根拠地となります。

③「国際政治と不可分の原則」にそって、この活動により存在感を示す事により、世界に影響を与えます。

 

松浦彰夫 拝

コミケカタログCD-ROM版

| コメント(1) | トラックバック(0)

コミックマーケットのカタログはCD-ROM版もあります。MacintoshとWindowsの両方に対応してます。カタログの販売店は以下を参照。

 

091213_1158~0001.jpg

 

冊子は12月5日の販売でしたが、CD-ROMは12月12日と1週間遅れの販売です。メロンブックスで買うと、マウスパッドがおまけで付いてきました。

 CDはABの2枚組で、Aにはサークルごとの紹介が載っています。

 

091213_1158~0002.jpg

 

ComiketCatalogBrowserをインストールして起動します。メニューのサークルから検索できて、橘研究所を検索するとこんな感じです。

 

comike77_tashibana.png

 

CD-ROMのB版は、注意事項や企業ブースの案内が載っています。バックナンバーの一部は以下にあります。

 CD-ROMが入っている冊子には、会場のアクセス法と地図、地区別ジャンル一覧、注意事項などが載っていますので、これだけでも色々分かります。

ジャンルは以下でも見れます。橘研究所はインターネット・ブログなので、「創作(デジタル・その他)」になります。

 

松浦彰夫 拝 

<< 1 2

このアーカイブについて

このページには、2009年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年11月です。

次のアーカイブは2010年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Podcast購読

iTunesのPodcastメニューの画面にこのアイコンをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。



メルマガ購読

2014年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
Powered by Movable Type 5.02