銀行の本分

 「教育における革命」に書いてあるように、機能を忘れて、構造の維持だけを追求する組織は破綻します。銀行の本分は民間企業への融資であり、そのために与信管理の機能を持っていますが、本分を忘れた銀行は与信管理の機能を失い、用無しになってゴミになるでしょう。どこの銀行とは言いませんが、銀行員の方は気をつけた方が良いでしょう。

本来、銀行は与信管理を行い民間企業に融資することで資本主義経済を活性化しなければならないのですが、それよりも国に貸し出すことが手間もかからず楽に利益を得られる方を選択したと言ってもいいでしょう。一方、国債を発行した国は得た資金を子供手当や高速道路の無料化といった有権者が喜びそうな提案に充てることで政権を維持しようとしていますが、個人にお金をばらまいても商品やサービスなどに消費されるだけで、イノベーションとはほど遠いものになります。

国借金はおよそ1000兆円に膨れ上がっていますが、これが民間企業に投資されていれば日本だけでなく人類にも大きなリターンが得られていたかもしれません。

Crescendo» 国の借金

 

松浦彰夫 拝

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