金冠日食の海上中継でご一緒した、山本太郎氏が衆議院選挙に出馬されました。
山本太郎氏が会見で述べた主な政策です。
- 原発の即時停止。
- 立ち入り禁止区域は年間20ミリシーベルトではなくチェルノブイリ並みの5ミリシーベルトにする。
- 放射能ガレキの拡散を停止して、津波の被害があった海岸に埋め立てて植林し、自然の堤防にする。
- TPPは、ISD条項で投資者の利益を守るため、原発の廃炉ができなくなるため反対
- 汚染地域からの移住者への支援を厚くする。
- 表現の自由を守る。規制が進められているのは、若者の力を奪って徴兵制を導入するため。
- 平和憲法を固持する。
以下は、私の考えです。
311の地震と原発事故で日本は世界から同情されましたが、次に似た事故を起こせば世界中の人が日本に怒りをぶつけてくるはずです。
「1度目は想定外かもしれないが、再発防止をしないで2回も同じ失敗をして、世界中に放射能をばらまいた。日本人は馬鹿だ。許せない。」となるのは目に見えています。
世界中から損害賠償の請求をされたり、もっと悪い場合、日本人の資産没収、債券踏み倒し、貿易の停止などもありえます。
今は地震の活動期です。震度6くらいではニュースにもならなくなりました。このままではまた、地震や津波で同じような原発事故が起こります。
政治課題では、原発停止が最優先です。
そして、脱原発の政治家の中で山本太郎氏が一番期待できます。
山本太郎氏は石原伸晃氏のいる杉並区から出馬しました。
「石原ファミリーを倒さなければならない。(聴衆から拍手)09年の自民逆風の中でも勝った強い人です。とにかくあの人(伸晃氏)は巨大です。巨大な七光りです。前から杉並の人達に、ノブテルを倒してほしいと言われていました。」
「あの人(伸晃氏)は『市民に放射能量を計らせるべきじゃない』と言った人です。集団ヒステリーじゃない、必要な叫びだ。その声が聞こえないのなら、政治家なんかやめてしまえ」「簡単に勝てる所がありますよとも言われた。でも“何となく勝って”では意味がない。最強に当たって、諸悪の根源のファミリーに当たって突破します。」
石原伸晃氏が幹事長を勤めた自民党では、基本的人権を否定する憲法改正案が出されました。
- ++ ヤバすぎだ、と話題に・・・自民党 日本国憲法改正草案対照表 2012版 ++
- 自民党が公式に国民の基本的人権を否定し、さらに改憲案で日本国憲法第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」を削除してしまいました - Togetter
父親の石原慎太郎氏は、尖閣問題を拡大して日中戦争を目論んでいます。
石原ファミリーは、満州事変を起こして日本を敗北させた石原莞爾にそっくりです。
それに対する山本太郎さんは、日本を守ろうとした山本五十六と似ています。
前回と違うのは、この2者が直接対決することです。
2012年12月30日の17〜20時、東京都内で行う忘年会では、私も参加します。
そして山本太郎氏の写真も載っている金冠日食写真集の販売会を行います。
メインイベントとしましては退役された自衛官の方と、橘研究所の所長から、今後の戦乱の時代を生き抜く知恵と行動について、お話を伺う予定です。
忘年会の詳細はメルマガ「秋月便り」をご参照ください。
http://www.mag2.com/m/P0007478.html
貿易は赤字、国家財政は借金で身動きとれず、成長性のある産業は育たず失業者が増加、公務員も給料削減、年金資金は投資の失敗で枯渇していることが明らかになり、表現の自由どころか基本的人権も剥奪され、国民は戦争で徴兵されるか奴隷のような労働をさせられる、というように、これからの日本は冬の時代に入ります。
冬に備えをせず凍死するか、無事に春を迎えるかは、あなたの行動しだいです。
まずは、他人を助ける人を助ける。そうすればまわりまわって、自分も助けられます。山本太郎氏のような、他人を助けようとしている人を助けることが大事です。
松浦彰夫 拝