最近、mixiアプリという、ソーシャルネットワークのmixiでするミニゲームがあって、農園とか牧場のやつをやってみました。

農園なら、種購入→種まき→生長→作物が実る→収穫→出荷
牧場なら、子動物購入→放牧→成長→大人になる→子動物を産む→子動物を回収→出荷
となります。
気になるのは、最初の種や子動物購入は仕方ないとしても、収穫した植物から種取りや、子動物を育てることが出来ないということですね。ゲームもF1品種だから、育てた作物から種を取れないということですかね。こんな所でも慣らされていく・・・
F1品種は一代限りの種
いいとこどりのF1品種ですが、問題点があります。
F1品種は一代限りでおしまいです。F1品種から種を採ろうとしても採れません。例え採って植えたとしても、同じ作物は出てこないのです。
雑種強勢という現象があるそうで、一代目は親の優秀な部分のみ受け継ぎますが、二代目以降となると今度は親の悪い部分が多く出てくるようになるそうです。
それと企業利益が優先されますので、1度作ると2度と作れないように、種が出ない品種も掛け合わします。
「毎年うちの会社の種を買いなさい」というシステムです。
実権は企業が握りますから、価格も企業のいいなりです。供給さえ制限されるかもしれません。企業は非常に儲かる。影の支配者ですね。国の戦略物質にもなります。
あとは、出荷の値段が固定されているのも、あんまり良くないですね。需要によって値段が変動することも生産の難しい所です。豊作になったら、値段が下がって結局損したり。
ゲームだから単純化しているのでしょうが、いろいろ気になってしまいました。
あと、個人情報の流出には注意。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)向けゲーム「サンシャイン牧場」でクレジットカードを用いて「Kコイン」を購入したユーザー約4200人分の電話番号とメールアドレスが、10月21日から23日までの3日間、第三者からアクセスできる状態にあったことがわかった。
松浦彰夫 拝